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景観
Uganzaki

御神崎

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るらりやから...車で15分

御神崎は、石垣島の西側に面した断崖です。晴れた日には遠くに西表島を望めます。

美しく白い灯台と石垣島の荒々しい奇岩がコントラストを描き、春には自生のテッポウユリが一斉に咲き誇ります。
灯台から石垣島西端の岬の先端に伸びた御神崎の遊歩道をたどれば、サンゴ礁の海が広がっています。
石垣島の西の海から、刻々と様子を変えていくオレンジ色の夕暮れを眺めることもできます。

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御神崎には『チブルー石』についての姉弟の伝説があります。
チブルーとは沖縄で「頭」という意味です。
石垣島に住んでいた働き者の姉と違い、怠け者の弟は朝から酒を飲むなどだらしない生活を送っていました。
姉は弟に「心を入れ替えて先祖が残してくれた土地を耕して、真面目に働きなさい」
と口を酸っぱくして言っていましたが、弟はなかなか言うことを聞きません。

ある日、姉が畑から帰ってくると、弟は悪い友人たちと酒盛りをしていました。
姉は弟を叱りつけましたが、友達の前で恥をかかされた弟は、ナタで姉の首を切り落としました。
飛ばされた姉の頭は弟の首に襲いかかり、噛み殺してしまいます。
そのまま姉の頭は空を飛んで、石垣島の御神崎の沖の、水面に突き出した岩に噛みついて、石になってしまいました。
今でもその岩は御神崎の沖合いにあり、波に洗われているということです。

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そんな血なまぐさい伝説が嘘のようにきれいな海は、石垣島内でもダイビングスポットとしても人気の場所です。
スミレナガハナダイやグルクン(タカサゴ)の群れや、イソギンチャクに身を隠すカクレクマノミなども、石垣島の御神崎では間近で見ることができます。

御神崎

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    沖縄県石垣市崎枝
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